心理療法

※このページはカウンセリングに用いる技法について掲載しています。

千葉カウンセリングルームの心理療法

千葉カウンセリングルームでは、ブリーフセラピー(家族療法を含む)とゲシュタルト療法を根幹としています。


なるべく面接ごとにテーマを設定して親の中で結論が出るように努めています。

相談内容にもよりますが大体のイメージとして、
子どもの問題について話し合っている時には、親とカウンセラーのコンサルテーションのような面接になりやすいです。
自らの家族と子どもについて一番良くよく分かっている親(コンサルティ)が、
特定の領域の知識や技術について、その領域の専門職(コンサルタント)から助言を受けて、新しい知識・方法を意識します。
親を自らの家族と子どもの専門家として、専門家同士が子どもの問題について話し合うようなイメージです。


時間軸のイメージとしては現在・未来の割合が多くなります。
認知療法や解決志向のソリューション・フォーカスト・アプローチが主になります。
親の考え方の傾向や子どもへ求める水準を検討し、自宅に戻ってから、明日からどう子どもに関わっていくか、のような話し合いになります。


実際の相談では、そこから親自身の悩みに段々と焦点が移っていくこともあります。

親自身の悩みがテーマの時には、一般的にイメージされるカウンセリングのような面接になります。
基本的には対話が主です。

子どもの問題行動と同じように、現在・未来の時間軸で話し合っている際には、認知行動療法やソリューション・フォーカスト・アプローチが主になります。
認知行動療法やソリューション・フォーカスト・アプローチで悩みが解決に向かえば、過去の出来事に触れることもなく親にかかる負荷も少ないです。


しかし、親の悩みは多岐にわたります。
これまでに解消しようと努力してきたが、不安・パニック・抑うつを含めて、どうしても〇〇になってしまう、反応してしまう、ということもあるでしょう。
そのような時は、時間軸として過去の出来事に焦点をあて、ゲシュタルト療法、ボディコネクトセラピー、TFT(思考場療法)などが選択肢となります。


現在の悩みの元となる過去の出来事に焦点をあてることは、過去の出来事によっては苦しさを伴います。
ですが、TFT(思考場療法)、ボディコネクトセラピーはトラウマケアの技法の中でも、トラウマの詳細を語らずに一回の面接で完結できる、負担の少ない新しい技法です。


またゲシュタルト療法のエンプティチェアは、対人関係の葛藤に有効です。
この技法は相手に対する自らの思いに直面化するので心理的な負担を伴いやすいです。
ですが、相手に対する新たな気づきを得て、(抽象的な表現ですが)過去を過去とすることで新しい今を作れるようになります。
エンプティチェアも一回の面接で完結できるとてもパワフルな技法です。


医学的な原因が判明しない慢性的な体の痛みや不眠には、TFT(思考場療法)が簡易な実施で効果が見込めます。


家庭訪問や、子どもが来室してくださり、子どもとカウンセラーが会うことができれば動機づけ面接法が効果を発揮します。
カウンセリングに対する意欲がない時、現状維持で新しいストレスを避けたい思いと変わりたい思いとの間で葛藤している時に有効です。

動機づけ面接法で子どもがカウンセラーをある程度認めてくれると、子どもはこれまでの恨み・苦しさを話してくれることも多いです。
できれば、その後に親や学校に望むことまで聞けると理想です。
子どもの許可を得た範囲で親に子どもの思いをフィードバックします。


子どもの面接を継続できれば理想ですが、まずは親へのフィードバックを受けて周囲の環境がどう動くのか、
周囲の環境の変化に対して子どもがどう動くのかを様子見し、次の一手を親と考えられると良いと思います。

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